今月は、BMSの平均値が他の月に比べてかなり高い結果となりました。
BMSとは、ビーフ・マーブリング・スタンダードのことで、「脂肪交雑」を評価するための基準で、赤身のお肉にどれだけサシが入っているかを数字で表します。
研究が進み、お肉にサシを入れるための理論はすでにほぼ確立されていますが、決して簡単なことではないため、飼育員は皆たゆまぬ努力と研究に明け暮れています。
やはり一番の基本は、毎日一定量のエサを食べてもらうことだと思います。食べてくれないとき、なぜ食べないのかを牛の気持ちになって考えます。暑いからかな?雨だからかな?体調が悪いのかな?キゲンが悪いのかな?・・・
牛さんのお仕事は「食べる」ということ。
牛さんが食べてくれるからこそ、わたしたちも「食べていける」。
日々感謝の気持ちを持って接しています。
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